春竜魚の物語 – A Tale of Spring Dragonfish

今年もまた生きた鯉が大空を舞う季節がやって来た。
生簀の手入れを済ませた禅都の鯉師、九代目 鯉九座衛門は、日没までにまだほんの少し間があることに気づくと、桟橋に向かってきびきびと歩き始めた。

「まだまだ若いもんには負けんよ。」

今年の首尾をあれこれ頭の中で反芻しながら、トクノの海に向かって慣れた手つきで釣竿をふるった鯉九座衛門は、早速の手ごたえに満足気に微笑んだ。ところがそれも束の間、釣り上げられた魚を見て、鯉九座衛門は腰を抜かさんばかりに驚いた。

「こりゃあどうしたことだ!」

そこにあるのは、まぶしいばかりの新緑色をした小ぶりな春竜魚だったのである。おおかた過積載による摘発を恐れたどこかの漁船が投棄して行ったのであろう、周辺に浮いた無数の長靴を見て鯉九座衛門はさもありなんと頷いた。
イルシェナーの穏やかな浅瀬の主である春竜魚が、トクノの海の荒波にもまれて到底生き残れるとは思えない。弱々しげに口をパクパクさせた幼い春竜魚を桶に入れると、鯉九座衛門は禅都のムーンゲートめがけて一目散に駆け出した。

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※ 当イベントは本編と鯉釣り大会の二部構成となります。

1) 本編
日時:
桜シャード/5月2日(土)21:00~
無限シャード/5月2日(土)22:00~

倭国シャード/5月3日(日)20:00~
大和シャード/5月3日(日)21:00~
飛鳥シャード/5月3日(日)22:00~

瑞穂シャード/5月4日(月)20:00~
出雲シャード/5月4日(月)21:00~
北斗シャード/5月4日(月)22:00~

※ 同日2回目以降に実施のシャードは開始時刻が遅れる場合があります。

集合場所:
禅都銀行(六分儀座標: 32o 16’N, 41o 37’W)
各シャードのEMホール、無限についてはニューヘイブン銀行前にゲートを設置予定です。
※飛鳥シャードのEMホールへは、ブリ第1銀行横のゲートをご利用ください。

◆ チャットチャンネル”Asuka EM Event”にお入りください。
◆ 戦闘準備の上、お越しください。
◆ 会場の関係上、マイナスカルマの方は特にご注意ください。
◆ 予期せぬ出来事が発生するかも知れません!貴重品はなるべく持ち込まないよう、お願いします。
◆ 以下に該当の場合、あるいはEMが問題ありと判断した場合はコールのうえ、
イベント中止の措置を取らせていただく場合があります。
– イベント進行の妨害、かく乱行為。
– EM、あるいはほかのプレーヤーに対する侮辱的発言、またはそれに準ずる行為。
◆ 皆さんのイベントです。マナーを守って楽しく参加しましょう!

2) 鯉釣り大会
最も大きな鯉を釣り上げた方上位3名、桁数に関わらずゾロ目の鯉を釣り上げた方を特別入賞とし、5月4日以降に禅都銀行周辺に飾る鯉のぼりに、鯉九座衛門がお名前を入れさせていただきます。

エントリー方法:
◆ 鯉の日付は5月1日~5月3日までの3日間限定とします。※鯉の提出期限は5月4日20時とさせていただきます。
◆ 捕獲した鯉は切り身にせず、そのままの状態で各シャードのリワードホールのポストに投函してください。
– マラスのEMリワードホール(六分儀座標 30o 45′N, 47o 36′W) 飛鳥シャードは、EMホールにルーンがございますのでご利用下さいませ。
※ 無限シャードのみ提出先が下記となります。
– トランメルブリテイン・ブラックソン城西側の“石と漆喰の家”のポスト(六分儀座標 9o 9′N, 11o 52′E)
◆鯉の返却を希望される方は、ポストが備え付けられたパブリック・ハウスのルーンをバッグに同封の上投函してください。ポストの状態がロックダウンではなく、セキュアになっていることを今一度ご確認ください。
※ルーンの同封が無く、その時点で入賞に満たない鯉はすべて、廃棄させていただきます。

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素材はFREE-LINE-DESIGNさんよりお借りしました! ありがとうございます。

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