【評議会】ベルナルドの手記

【某月某日】
評議会にて気がかりな報告があった。
大量の魔力を蓄えた物質を手に入れたらしい。
トリンシックが定期的に行っているエクソダス調査の過程で手に入れたとのこと。
件の首長は魔力に対して斬新な解釈をしているようだ。
魔導がどうのこうのと言っているが、正直わたしにはさっぱりわからない。
ライキュームと協力して解析するようだが、彼らの協調性にはいささか疑問が残る。
陛下は首長の自治に多大な信頼を置いておられるようだが……。
御身をお守りするガードとして、私に出来ることは何かないだろうか。

【某月某日】
トリンシックからの親書が届いた。
それを届いてからというもの、陛下は自室に篭りきりで文献を読みあさっておられる。
広報官も各街を飛び回り、とても忙しそうにしている。
おそらく、町に現れたという人影に関係あるのだろう。
わたしも王室付きのガードとして町を視察したが、確かにその人影は存在するようだ。
ギョロリと目だけを出した、奇妙なフードローブをまとった影がうろうろしている。
尋問しようと声をかけても、するりと人ごみに姿を隠してしまう。
町のガードの中には、「あれはエクソダスの復活を待ち望む奴らだ」などと言う者もいる。
……ばかばかしい!
かの悪魔の息子は、デュプレ卿と冒険者によって倒されたではないか!

……では、今もヴァーローレグに潜む機械仕掛けのエクソダスは?
……なぜエクソダスの尖兵は今もイルシェナーの地を這い回っているのだ?

だめだ、今日は少しエールを飲みすぎたようだ。
荒唐無稽にも程がある。

※このフィクションは、評議会コンテンツに連動しています。
次回の評議会は4月19日 21:30~からの予定です。
有志のプレイヤーさんが、第六期評議会のイラストを描いて下さいました。ありがとうございます!

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